薪ストーブの魅力と暖房効果

最近、じわじわと薪ストーブの人気が高まっています。
なぜ今、薪ストーブなのでしょうか?

暖房の条件として考えられるものに
『クリーン』『安全』「高機能』というものがありますが、
これが意外にも薪ストーブにあてはまるのです。

薪ストーブには他の暖房機器にはない魅力が詰まっています。

インテリアとしての魅力

薪ストーブはインテリアとしても素晴らしい雰囲気作りをします。

火が入っていれば、思わずその前に座り込んでしまう。
そんな、人を惹きつける魅力があります。

更に、薪ストーブの上で調理することも可能なので、
コトコト煮た料理を味わうという楽しみも増えます。

知られざる効果

薪ストーブには、もっと実用的な知られざる効果があるのです。
それは、常に部屋の空気を循環させ、埃を燃やすことによる清掃効果。

薪ストーブはファンを使用しないので、
『アレルギー体質が改善された』という例もあります。

薪ストーブが家を暖める仕組み

暖房機器としての魅力

薪を燃やした火からは遠赤外線の熱が放出され、輻射熱と共に効果的に部屋と人を暖めます。
しかも、その暖房能力は日本の石油ストーブとは比べものになりません。

「密閉式強制給排気(FF式)」という仕組みを持った商品や、
FF式のような外気導入でなくても必要な空気を最小限にし、
排気は透明なほどクリーンにして出すよう配慮された商品もございます。

熱効率も良く、一般住宅なら充分に主暖房となります。

FF式ストーブ...
気密性が高く、煙突などの給排気筒を用いて
燃焼用の空気を室外から強制的に取り入れ
屋内で発生した燃焼ガス、水分は屋外に排出する。

これからは視点を変えた暖房提案が望まれます。
忙しい人も、時間にゆとりのある人にも、それぞれ違った楽しみ方ができる薪ストーブ。

高機密・高断熱住宅、在来の住宅、それぞれに合った商品を選んで、
生活の新たなエッセンスに薪ストーブを加えてみませんか。

薪ストーブと環境

地球温暖化をもたらす原因は、ニ酸化炭素(CO2)の増大によるためで、
主として電気、ガス、石油、石炭等を使用する
エネルギー産業、交通運輸業、自動車、家庭電化製品等が主たる発生源です。

暖房について考えてみますと、
燃料は石油、ガス、石炭等の化石燃料と薪炭等の木質燃料に大別されます。

両燃料とも燃焼するとCO2を発生します。
しかし、化石燃料はCO2を放出するだけですが、木はCO2を吸収してくれます。

無限に再生可能な資源

植林を行なうことによって放出したCO2以上に吸収することができます。
化石燃料はやがて枯渇するエネルギーであるのに対し、木は無限に再生可能な唯一の資源です。
このようなわけで、暖房に薪ストーブを使用することは環境に優しいと言うことができます。

また、木々を間引くなど森林をきちんと管理することで、自然と適量の薪が得られます。
家具や建材を作る時に出る木の残りも薪になります。

薪は木の成長範囲で、半永久的に再生可能な資源です。 薪は森林破壊にはつながりませんし、森林保護の一助にもなっています。

※北米,北欧の輸入薪ストーブは、地球環境を充分に考慮に入れ薪ストーブの伝統を受け継ぎ、
最新の燃焼テクノロジー [二次燃焼・三次燃焼システム] を駆使して製造されていますので、地球環境に優しいのです。
TOP